ベランダガーデンは、秋に始めるべきと思うんです。
なぜなら、秋から初春まで、害虫対策がほとんど必要無いし、水切れの心配も無い。 
冬でもベランダなら、吹きさらしではないので、寒さがそれほど辛くないですしね。
そこで、秋に苗を買ってすぐに食材として使える、おいしくて見た目も美しい(と思う)ハーブを2つご紹介します! 

秋から春まで長~く収穫できて、観賞用としても楽しめる
美味しい一年草ハーブは、“チャービル” と “ルッコラ”! 


“美食家のパセリ” といわれる、チャービル
冬中こんもりの若草色の葉が、とってもキレイですよ~ 観葉植物みたいです!  

名前は知らなくても、絶対見たことあるはず! ケーキの上にのっている葉っぱですから!  
私は毎年10月初めに苗を2つ買い、早朝だけ日に当たる半日陰で育てています。

10月中に苗を植えれば、1ヵ月後にはこんもり育って、早春までずっと収穫できます。 
サラダの具になるし、和食や洋食の添えとしても使えるし、とても便利な万能ハーブです。 

チャービル

チャーヴィル Chervil
和名はウイキョウゼリ。セリ科の一年~二年草です。葉は鮮やかな明るい緑色で一つ一つに細かな切れ込みが入り、2~3回羽状複葉となっています。根生葉は20cm前後ですが、初夏の頃に花茎が立って50cm前後に生長し、白い小花を複散形花序に咲かせます。葉には強いアニスの香りがあります。

薬効と楽しみ方
葉や小枝を使います。チャーヴィルはアニスの香りを楽しむために、煮込み料理や乾燥にはせずに、生のままか熱を加えるものでしたら、直前に入れるという使い方をします。
フランス料理ではフィーヌゼルブといって、細かくきざんだハーブを使いますが、それには、パセリ、チャイブ、タラゴン、それにこのチャーヴィルが加わります。このフィーヌゼルブはオムレツに入れたり、魚や肉類の料理の時はその臭みを消したりします。

薬効としては浄化作用があるために肝臓や腎臓に良いといわれます。外用では関節の痛みをやわらげるために、温はっぷにします。
チャーヴィルを植えると側のレタスにはアブラムシ、ナメクジ、アリがこないといわれています。

育て方
耐寒性がありますので秋まきにするか、秋に苗を植えると冬も収穫でき、春とともにいっきに元気に生長して便利です。
半日陰を好みますが、日当たりが悪いより良い方がずっと良いです。
しかし乾燥した日向になるとすぐに薹がたってしまいます。土は保湿性のある肥沃な土壌を好みます。 

ハーブ研究家・桐原春子さんのサイト(http://www.plantatree.gr.jp/herbal/index.php)より

チャービル
高さは20~50cm位で中空の茎は細く、よく枝分かれして株立ちになります。
小葉は鮮緑色でレースのように細かい切れ込みがあってパセリよりもおだやかな香りです。
花は小さく白色の5弁で茎の先端に集まって咲きます。
フランスではセルフィーユと呼ばれ、柔らかな葉と繊細な香りから「美食家のパセリ」とも呼ばれています。
お料理にはパセリと同様の利用方法になります。サラダやスープ、鶏肉料理、魚料理、卵料理などに広く利用されます。
コンパニオンプランツとしては、ラディッシュのそばに植えると元気になり香味を増します。
また、レタスをアリやアブラムシ等の害虫から守ります。

樹高・草丈: 20~50cm
種類: 1年草
開花時期: 6月上旬~7月下旬
温度: 半耐寒性(~-5度)
水やり: 多湿
日当たり: 日なた~明るい日陰
土質: 肥沃の土壌

☆リピートで利用している、ハーブティーとハーブの苗の専門店 e-ティザーヌ さんのHPより


葉・花・スプラウト、すべてがゴマ味のサラダ野菜 ルッコラ。 
北欧デザインっぽい花は、美しいだけでなく、しっかりゴマ味で美味なんです!!  

ルッコラの苗は春と秋の2度出回るのですが、秋に買うのが正解です ^ ^  
なぜなら、春から育てるとすぐに花が咲いて終わってしまうから。 秋から育てると、秋から初春まで長い期間収穫できるんです。 
種からでも簡単に育ちますが、ベランダだと種が余ってしまいますよね? 
そんなときは、スプラウトにするのがオススメ。 ルッコラのスプラウトもゴマ味で、これがホットドックによく合うんです~ 

ルッコラ
  
S&B とっておきのハーブ生活  ガーデニングハーブ 2008 

今月のハーブ: ロケット(ルッコラ) 
アブラナ科 草丈40cm〜80cm 1年草 
開花期:4月〜5月 
性質:半耐寒性

サラダ野菜として人気の高いロケット。 
最近では、イタリア語名の「ルッコラ」のほうがおなじみになりました。 
古代ギリシア・ローマ時代から利用されてきたハーブで、ピリッと辛く、かすかにゴマに似た風味が特徴的なおいしいハーブです。 
若くて柔らかい葉を生のままサラダに加えるのが定番ですが、さっと炒めて中華風にしたり、ピッツァやパスタにのせてイタリア風、おひたしや汁の実など和風にも合います。 
クリーム色の十文字型の花にも同じような風味があり、サラダのトッピングや吸い物の薬味にするとかわいくて新鮮なおいしさ。

〈種まき〉
鉢やプランター、花壇に直まきしましょう。一週間ほどで発芽するので、種は多めにまいて間引きながら育てます。
間引き菜も食べられます。 
春、気温が上がってくると、とう立ちしやすいので、秋まきにして秋から収穫すれば、長期間収穫できます。 
春まきにする場合は、室内や軒下などで春早くまいて、収穫期間をなるべく長くしましょう。 

〈植え付け〉
苗を購入して育てることもできますが、ロケットの種子は容易に発芽し短期間に成長するので、たくさん収穫するためにも種まきのほうがおすすめ。 生育期間が短いので、育苗して植え付けるよりも、直まきにして間引いて収穫しながら育てる方がいい。  
日当たりと水はけのよい、肥えた土に植えるのがポイント。
野菜のように、油かすなどの窒素肥料を元肥と追肥で与えると、柔らかく大きな葉に育ち食べやすくなります。 
肥料と水が足りなくなると葉が固くなってしまいます。


《ここに注目!》
日差しが強く乾燥しがちだと、葉の苦みが強くなりがちです。
涼しく湿気が保てている状態だと、柔らかで苦みの少ない葉が育ちます。 柔らかで大きい葉を育てるのは意外に難しいのです。



by HASY☆


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